(1)ハウス・露地パイン(N67-10)
〇草本の大きさは普通。
〇葉は長く、刺は葉緑の先端に僅かに見られる。
〇えい芽は夏実で1〜2本発生し、夏実以外は発生しない。
〇吸芽は1〜2本発生し、塊茎芽は発生しない。
〇果実重は、夏実平均1,600g、秋、冬実平均1,790gである。
〇果肉は多汁で淡黄色、甘味、酸味は普通で、香りは少ない。
〇冠芽は大きい。
〇初夏収穫の露地栽培では裂果し易い。
〇熟期は中生である。
〇用途は缶詰、生食兼用として、露地ハウス栽培に適する。
(2)スナックパイン
〇草本は小さく、葉は短く、葉緑に刺がある。
〇えい芽は夏実で2本程度発生し、夏実以外は発生しない。
〇吸芽は夏実で1〜2本発生し、塊茎芽も1〜2本発生する。
〇イボは僅かに発生する。
〇果実重は夏実で平均800g、春実、ハウス栽培で平均1,200gである。
〇果肉は濃黄色、繊維粗く、甘味強く、香り高く、食味は良い。しかし、果肉中の空隙が大きく、果汁量も少ない。
〇冠芽は小さい。
〇果柄の亀裂が多く、特に秋実で多い。
〇熟期は早生である。
〇用途は生食用として、春実、ハウス栽培に適する。
(3)ピーチパイン(ソフトタッチ)
桃の香りがする不思議なパインです。
まだそれほど出回っていませんが、一度食べるとその味は忘れられないほど。
今後注目の品種です。
〇草本はやや小さく、葉は短く、葉緑に少し刺がある。
〇えい芽は小さく、夏実で4〜6本程度発生し、秋実で僅かに発生する。
〇吸芽の発生は1〜2本で、塊茎芽の発生は少ない。
〇果実重は夏実で平均800g、春実、ハウス栽培で平均1,200gである。
〇果肉は軟らかく乳白色、甘味強く、高糖低酸で、香り高く、食味は良い。
〇冠芽は小さい。
〇果柄の亀裂、裂果は少ない。
〇熟期は早生である。
〇用途は生食用として、ハウス栽培に適する。
〇桃の香りがして果肉が白い。
(4)クリームパイン
名前のとおり果肉がクリームのように白く、柔らかい品種です。
栽培が難しいため、栽培面積は減少していますが、
「サマーゴールド」「ゆがふ」の交配親として使われるほど、味が非常に良い品種です。
〇草本は大きく、葉は極めて長く、葉緑に刺はない。
〇えい芽は夏実で2〜3本、秋実で1〜2本に発生する。
〇吸芽は1本発生する。塊茎芽は発生しない。
○イボ及びイボ目は発生しない。
〇果実重は夏実で平均1,600g、春実、ハウス栽培で平均1,700gである。
〇果肉は軟らかく、淡白色、甘味、酸味強く、香りは少ない。
〇冠芽は大きく、冠えい芽の発生が見られる。
〇果柄の亀裂、裂果が多い。
〇熟期は晩生である。
〇用途は生食用として、ハウス栽培に適する。
〇果実病害(黒目病)にやや弱い。
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